ショコラルージュ

発売からすでに2週間近く経っていますが、ハーゲンダッツのアイス「ショコラルージュ」を買ってみました。




時折「コンビニ限定」を謳った商品を出してくるハーゲンダッツですが、この「ショコラルージュ」はセブンイレブン限定。しかも価格はアイスとしては非常に高価な420円。しかしもともと高級ではありますが味に定評のあるハーゲンダッツですし、私も何を隠そうハーゲンダッツファンでありますので、やっぱり一度は食べておきたいですよね。

今回の商品はこの冬限定のいわばプレミアムラインで、「スペシャルエディション」と銘打たれていますが、同時に店頭に並んだ商品として「オペラ」があります。こちらは昨年1都7県(恐らく関東近郊)のコンビニ限定で、同じく420円という高価な価格で売り出した、チョコレートケーキ「オペラ」を摸したアイスの2012年版。今年は全国で売っているようですね。こちらは私は昨年買って食べました。ミニカップラインよりもドルチェラインに近く、非常に濃厚なチョコレートの上に金粉がまぶしてあり、その価格の印象も相まってとてもリッチな気分が味わえました。(ただし、個人的には同じチョコレートならミニカップで以前売っていた「トリュフショコラ」や現行の「チョコレートブラウニー」のほうが、あっさり何個もいける感じで好きですね。これは好みの問題かと思います。)

で、その「オペラ」が全国発売となった代わりに限定扱いで登場したのがこの「ショコラルージュ」。セブンイレブン限定ということなので、セブンイレブンがある地区では全国どこでも食べられるのではないかと思いますので、昨年の「オペラ」ほどのレア感はないかもしれません。




「ショコラルージュ」とは、まさにこの写真に掲載されているケーキがイメージなのでしょう。ルージュが表しているのは甘酸っぱいラズベリーソース。これとチョコレート層との調和が楽しめるアイスなのかなと、パッケージから想像できます。




パッケージのケースは基本的には「オペラ」と同じ。と言うか、ドルチェラインと同じ型かと思います。まぁこのへんはわざわざ別の型を起こして専用のパッケージを作る必要はないですよね。




蓋を開け、中蓋を剥がしたアイスの表面はこちら。ラズベリーソースのきれいな赤に、やはり「オペラ」と同じく金粉が輝きます。好きな人は好きなんでしょうね～こういうの。私は金粉はどちらでもよいですが、ラズベリーは好きなので、この赤い色によだれが出そうになります。というか、ラズベリーの香りがなかなかに強いです。




断面はこんな感じ。上からラズベリーソース、ラズベリーアイス、チョコレートチップ、チョコレートアイスが順に層を作っています。

さて、肝心の味はというと、思いのほか強く本格的な、甘酸っぱいラズベリーソースと、下層のチョコレートアイスとの相性がとてもよいですね。ラズベリーソースは濃厚なため、チョコレートソースの甘みと重なって、若干苦みが出てきたりもします。苦手な方もいるかもしれませんが、大人のお菓子の味ですね。ラズベリーソースの味も香りもどちらもとても強いため、ラズベリーアイスの味はほとんどわかりませんｗ。商品ページには「ローズの香り」とも書いてありますが、これもほとんどわかりませんｗ。まぁ私の感度が低いせいもあるとは思いますが。。。チョコレートアイスは、まさに先ほど触れた「ショコラトリュフ」に近い、比較的あっさり目のチョコレートアイスにパリパリのチョコレートチップが重なって、上品な印象。私の好きなチョコアイスで、このチョコアイス部分だけで何個もいけそうです。このチョコアイスとラズベリーソースとで、確かにいわゆるアイスを超えたデザート感を感じます。とは言え、時折あるスポンジケーキやパイ等の再現のような「少しやり過ぎな」演出はしてないので、純粋にアイスクリームとして楽しめます。

じゃあ420円という価格に見合うかどうか。これはなんとも言えませんね。私は好きな味ですが、一度食べておけばだいぶ満足。お金に余裕があれば(というほどの価格ではないですけど)また食べてもいいかなとは思います。濃厚なラズベリーソースがしっかり口に残りますし、冬の寒い時期でもありますから、食べられる方は濃いめの熱いコーヒーを一緒に淹れて召し上がるといいかもしれません。

いや、しかし贅沢なアイスですよね。。さすがハーゲンダッツ。今こんなアイスをコンビニで平然と売れるのは、高級ブランドをしっかりと根付かせたハーゲンダッツだけじゃないでしょうかね。

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