[(an imitation) blood orange]：Impression, P&P：SSブログ

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[(an imitation) blood orange]　[音楽] [編集]

Mr. ChildrenのNew Album、[(an imitation) blood orange]を買いました。

[(an imitation) blood orange]

私はJ-POP全盛の90年代に思春期を過ごしましたから、Mr.Childrenもまさにドンピシャ。今でもライブによく足を運ぶほど大好きなのです。オリジナルアルバムとしては2年ぶり。先日のASKAの7年ぶりのアルバムには敵いませんが、ファンとしてはまさに待望の1枚と言えるのではないでしょうか。

全11曲。当然今回も全曲桜井和寿氏の制作です。ちょうど1週間、主に通勤時間を利用して聴き続けましたが、なかなか耳馴染みのいい曲が並びます。・・・と言うか、どこかで聴いたことある。それもそのはずで、11曲中8曲がシングルやタイアップ等での既発表曲。うーん、正直ちょっと、物足りない感がありますね。既発表曲と言ってもCMでサビが流れているだけの曲もあるわけですし、そういった曲の全貌が明らかになったのは確かにこのアルバムが初めて(ライブで披露されていたりもしますが)だったりもするわけですが、やっぱり少しでも知ってる曲と、アルバムを聴いて初めて知る曲とでは、聴いた時の印象はかなり異なるものがありますし、アルバムを聴くワクワク感は残念ながら減少してしまいますよね。未発表であった3曲ももちろんいい曲ではありますが、個人的には少し既視感のある印象。まだ歌詞の世界等、しっかり聴き込めていませんが、どれもまさにアルバムの中の曲という感じがしてしまいます。これまでだとアルバムの中でキラリと光る曲があったり、またそれを見つけて感動したり喜んだりもするわけですが、今回はそういった曲に全てタイアップが乗っかってしまった印象です。贅沢な感想ですかねｗ。今の音楽業界がとても大変な状況で、売り上げが伸び悩む中、あの手この手の仕込みでタイアップが組まれた末の結果だとは思いますが、その大変な音楽業界の中で、数少ない確実に売れるアーティストであるMr. Childrenにはできればアルバムを聴く楽しみを大事にしてもらいたかったなぁと、一ファンとして思う次第です。

まぁそうは言っても、当分は毎日聴きますし、ライブにも行きたいですね。チケットはなかなか取れませんが。。。(このMr. Childrenのライブチケットの取れなさぶりについてはいつかきっとエントリーに書きます。ｗ)

個人的には、「Marshmallw day」「End of the day」「常套句」の流れが気に入ってます。「常套句」のシンプルで純粋な愛を歌った詞などは非常に好きですね。ちなみに、順にCM、映画の主題歌、ドラマの主題歌というタイアップが付いてます（しつこい）。また、毎朝めざましテレビの天気予報で聴いている「Happy Song」などは、朝の会社に行きたくない気持ちと戦っている時間を思い起こさせられてなかなかたまりません。ｗ

タイアップが多いことで批判的なエントリーを書いてしまいましたが、逆にこれまであまりMr. Childrenを聴いていなかった方々にはとても聴きやすいアルバムなのかもしれませんね。テレビ等で耳にして気になってる曲がある方は是非聴いてみてください。